無口書店

好き勝手なエッセイ兼、本の感想。内にこもることこそ我が人生という方へ。

じぶん書店がダメサービスだったので。『第2図書係補佐』又吉直樹

めずらしく酒を飲んでいる。

ぶっとべないかなと思ったからだ。しかし、アルコール度数の低い『ほろよい』の缶の、三分の一程度を飲んだところで、わりとギブアップが来ている。本来、苦手なのだ。

気持ちよく酔えなくなった。昔は、気持ちよく酔えたときもあったように思うが、いつからか、「いつもより多少ふらつき、いつもより思考回路が麻痺し、体にとてつもなく負担がかかっている」という自覚と共に酒を飲むようになったので、楽しくない。現在はその無意味さに、あったとしても年に数回しか酒に口をつけない。しかも少量。

私はエッセイが好きだ。エッセイ漫画も好きだ。

エッセイといえばの、さくらももこ。意外と面白かった、室井滋。もちろん、カレー沢薫先生。エッセイ漫画のほうに関しては、数えきれない(馬鹿だから読んでも忘れたというのもある)。

で、私、又吉直樹は、小説より、エッセイのほうが何倍も好きだ。正直、火花よりも、エッセイや書評のほうが全然好き。エッセイは、とても魅力がある。

「書評に自分のエピソードを付けて、結局ほとんどが本と関係ない話になっている」というスタイルに、彼の『第2図書係補佐』で衝撃を受けた。

私はバイトで、軽い書評記事を書くお仕事をしていた時期があったが、それは、本の背景だとか、著者についてだとか、発売日、どれくらい売れてる、内容を的確に簡潔に、読者に期待を持たせて分かりやすく・・・・など、真面目さを求められるものである。

私、全然真面目じゃない。

それよりは、適当に自分のどうでもいい話を書きたい。書評も好き。だから、ドッキングスタイルの彼の書評を読んで、衝撃を受けた。

又吉さんに関しては、太宰好きの共通点など、いろいろと他にもあるので、またそのうち書いていきたい。

とにかく、私も触発されて、かつて、そんなスタイルの本紹介ブログを書いていたりした。でも、私はもっと「コミュニティ感」がほしかった。

私は職人気質ではないので、自分しか見てないところで、自分のために、こつこつ何かを作り上げていく、という、知能の高いことはできない。

だから、今回、講談社が力を入れて開発したというWEBサイト「じぶん書店」に期待をしていた。

しかしこれが、とんでもないものが出来上がった。説明するのが非常に億劫だ。調べてほしい。一言で言えば、「使いづらさの極み」であった。UI、完全無視。この2017年に驚愕のしょぼさと見づらさ、どこになにがあるのかわからない、希望のページにたどりつけない、どこをクリックしたら先にすすめるのかわからない・・・など、きりがない。

私の理想は「ああ~これで私の自由な感じの書評が書けて、たくさんの人が目にして、評価やシェアをもらい、楽しんでもらえて、楽しみにしてもらえて、作者の人にも貢献できて、その本が売れて、こんな私でも社会にグルーヴできるかもしれない……」と思っていた。

それが叶えられそうな気配は、ぜんぜんない。

だから、このはてなブログ、はじめてみた。

ちなみにじぶん書店、いまはまだプレオープン。5月半ばに本オープンらしい。

しかしプレオープンとはいえど、「素人の作りかけ」状態で公開したあたり、ちょっと5月にいきなり進化して完璧になってるとは考えにくい。

でも、いまごろ、この大不評で、制作スタッフの大人が100回くらい怒られているだろうと思うので、どうぞ、気を落とさずに・・・がんばってくださいね。

広告を非表示にする